【10月28日公開定例会】

こんにちは!関東DMAS幹部会です。


今回の内容は「災害時の母子保健」について、日本赤十字看護大学母性看護学領域の山本由香先生よりご講義をいただき、グループワークや演習を含めた内容でした。
山本先生には、妊娠時の身体の変化や新生児の特徴、妊娠期に注意すべきことから災害が母子それぞれに及ぼす影響など幅広くご講義いただきました。


平時でさえリスクを伴う妊娠・出産、それが災害時となるといかに母子が危険にさらされてしまうか、その危険やリスクから医療者はどうしたら守っていけるのか、どのような配慮が必要となるのか、などグループワークを通してディスカッションできたように思います。

また、実際に避難所で分娩が始まってしまったシナリオを通して分娩は待ってくれないことや周りもお母さん自身もすごく不安になり焦ることも実感していただけたように感じます。


成人への対応とは異なる妊婦・産婦・褥婦・新生児への対応の仕方を知り、その難しさを感じることで今後への学びに繋げていっていただけることを期待しています。

関東DMASとしては初めて「災害時の母子保健」に触れた機会となりました。
お忙しい中分かりやすく楽しい講義をしてくださった山本先生をはじめ雨の中参加してくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました!
今後も関東DMASとして幅広い対象者の災害時への対応についても学びを深めていきたいと思っています。

 

次回の定例会は11月18日(土)に「戦争・テロ〜特殊な災害医療〜」について、また公開定例会として行います。
たくさんのご参加、お待ちしています!